高城(長野県長野市戸隠宇和原)
長野県戸隠の城跡については、特にらんまる攻城戦記~兵どもが夢の跡~、山城めぐり(兄弟ブログ biglob) に貴重な現地の情報が掲載されていますが、高城についてはほかでも見当たらなかったので訪れてきました。
ただし、山頂付近でいきなりiPhoneのバッテリーが切れてしまい(残り30%くらいあったのに。下山後すぐに新しい機種を予約しました)、完全な情報ではありませんが登路を報告しておきます。
まずはiPhoneアプリのGeographica(https://geographica.biz/)で記録したトラックを示します。
S(スタート)の林道入り口付近のスペースにクルマを置きました。このまま尾根をたどっていけそうですが、宮坂武男『信濃の山城と館 第2巻 更埴・長野編』(戎光祥出版)に「貯池の右手の尾根通しに登るのが最もわかりやすい」とあるので、安全そうなこちらを選びました。
いきなり藪ですが、少し漕いでいくと道が現れます。
登っていくと右手に尾根が見えるので、そちらへ向かっていきます。
尾根を登っていくと大きな倒木がありました。右側は崖なので左側から乗り越えます。
さらに登ると大きな岩。標高1050メートル付近です。
宮坂武男先生の前掲書ではこの付近の狭い平地を「大手筋の関門であろう」としています。
このあたりから斜面がどんどんきつくなります。
ほぼ四つんばいになってがんばって登ります。
山頂手前にたどりつきます。宮坂先生の前掲書ではここの2か所の平地に5,6の番号を振って、ほかに比べて「少し広いので、これを主郭とする見方もできる」としています。
ここでバッテリーが切れました。モバイルバッテリーにつないでもだめで、復活したのは約2時間後でした。
この先にもう一つ急な斜面があってその上が頂上です。
報告は以上です。